header
header

マクロを作ってショートカットで動かす - Cubase

Cubaseはたくさんのコマンドを提供しています。
ユーザーはそれらのコマンドをまとめてマクロを作ったり、さらにそれをショートカット(Key Commands)で実行できるように設定できます。
ここではキーエディターでの利用を前提とした下記の処理を例にして、一連の設定方法を示します。

  • 画面に表示されていMIDIイベントをすべて選択
  • 選択したMIDIイベントをミュートに設定(ミュート済みの場合はそれを解除)
  • 選択を解除

このページは下記の内容で構成します。

1.設定パネルを開く
2.マクロを作成する
3.ショートカットを設定する
4.テストする

〔2020.3.24 新規掲載、2020.3.24 最終更新

サイト内検索


この記事のカテゴリ


1.設定パネルを開く

編集メニューから「キーボードショートカット (Key commands)」パネルを開き、「マクロを表示」をクリックします。

panel open


2.マクロを作成する

器(マクロ)を作ります

「新規」〔@〕をクリックすると新しいマクロが作成され、名前入力〔A〕が可能になります。ここでは「my_macro」としておきます。

panel open

器(マクロ)にコマンドを入れていきます(1)

my_macroを選択したまま〔@〕にしておきます。 パネル上部のコマンドから「編集」の中の「すべて選択」〔A〕を選び、「追加」〔B〕をクリックするとmy_macroに「すべて選択」が入ります〔C〕。

add

器(マクロ)にコマンドを入れていきます(2)

同様に「イベントミュートオン/オフ」〔@〕を追加します〔A〕。

add

器(マクロ)にコマンドを入れていきます(3)

同様に「選択を解除」〔@〕を追加します〔A〕。
マクロの作成はこれで完了です。次節でこのマクロにショートカットを設定します。

add


3.ショートカットを設定する

作成したマクロ〔@〕は上部のコマンド部に「マクロ」として追加されています。これをクリックして選択状態にします〔A〕。

「キーを入力」〔B〕をクリックして、ショートカットを割り当てるPCのキーを押します。ここではスラッシュの右隣にあるバックスラッシュを押します。押すとCにキーの内容が入ります。 次に「適用」〔D〕をクリックすると上部に内容が入ります〔E〕。「OK」〔F〕でパネルを閉じて設定完了です。

short cut


4.テストする

キーエディターを開き、なにか適当なMIDIイベントを書き込み、バックスラッシュ・キーを押してmy_macroの動作をチェックします。 バックスラッシュ・キーを押した都度、全イベントのミュート、ミュート解除が交互に行われます。

test

【関連情報】