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複数ノートの一活編集(キーエディター) - Cubase

〔初回掲載: 2021.1.14、最終更新: 2024.4.14

ここでは Cubase の主要なMIDI編集パネルであるキーエディター(Key Editor)において、複数のノート(音符)を一活編集する方法のいくつかを紹介します。
Cubaseの一活編集の要はロジカルエディター(Logical Ediror)ですが、キーエディターでの一活編集には対話しながら少しづつ編集するような分かりやすさがあります。

なお、ここで紹介する編集操作は選択したノートに対して作用するものなので、単一ノートを選択した場合でも同様の操作が可能です。

このページは下記の内容で構成します。

1. 情報ラインの表示内容
2. ノート選択方法のバリエイション
..A. 1ノートずつクリックしながらの複数選択
..B. マウスの矢印ツールで領域を囲んでの複数選択
..C. ショートカットによる全ノートの選択
..D. 特定音程のノートを全選択
..E. ロジカルエディターでの選択
3.一括編集方法のバリエイション
  この節の内容は下記記事に吸収されました
「CubaseでMIDIノートを書く、消す、切る、伸ばす、分割する、動かす、コピーする、くっつける」
4.範囲選択ツール

1.情報ラインの表示内容

キーエディター上部の情報ラインには選択中のノートの情報が表示されます。
複数のノートが選択されている場合は先頭のノートの情報が表示されます。このページでは主にこの情報ラインを更新することで複数ノートを一括編集します。

情報ライン


2.ノート選択方法のバリエイション

キーエディターで複数のノートを選択する方法はいくつかの種類があります。


A.1ノートずつクリックしながらの複数選択

通常はマウスの矢印ツールで編集対象ノートをクリックして選びますが、二つ目以降を[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながらクリックすることで複数ノートを選択できます。

クリックによる複数選択

B.マウスの矢印ツールで領域を囲んでの複数選択

マウスの矢印ツールで領域を囲むことによって複数のノートを選択できます。二つ目以降の領域を[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながらクリックすることで複数の領域のノートを選択できます。

領域選択

C.ショートカットによる全ノートの選択

ショートカット[Ctrl]+[A]によってすべてのノートを選択できます。

全選択

D.特定音程のノートを全選択

キーエディター左に縦に並んでいる鍵盤上の鍵を[Ctrl]キーを押しながらクリックすることによってその音程のノートをすべて選択できます。

音程による選択

E.ロジカルエディターでの選択

ロジカルエディターを使って細かい条件を指定して、処理を行わずに選択だけを行うことができます。

ロジカルエディターによる選択


一括編集方法のバリエイション

  この節の内容は下記記事に吸収されました
「CubaseでMIDIノートを書く、消す、切る、伸ばす、分割する、動かす、コピーする、くっつける」


4. 範囲選択ツール

Cubase 13 でキーエディターのツールに範囲選択が加わりました。

Cubase Pro 12 ユーザーから見た Cubase Pro 13
「4.10 キーエデイターとドラムエディターのツールに範囲選択が加わりました」