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複数のオーディオトラックに別れたテイクをレーンに変換する - Cubase

Converting Takes Separated to Multiple Audio Tracks into Lanes

この記事は、ボーカルなどの録音テイクを複数のオーディオトラックに録った場合に、それらを1つのオーディオトラックの複数レーンに変換する手順の例を紹介します。

録音テイク

レーンに変換することによってCubaseが提供するコンプツール(コンピングツール)を使えるようになります。
なお、本来はこんな面倒なことはせずに、最初からレーンにテイクを録音すべきだと思います。

Cubaseでは複数のオーディオトラックを直接レーンに変換することができません。そこでこの記事ではいったんトラックバージョンに移行したうえでレーンに変換する流れを示します。

この記事は以下の内容で構成しています。

1. 複数のオーディオトラックを1つのトラックのトラックバージョンに移行
2. トラックバージョンをレーンに変換
3. コンピング

〔2022.11.17 新規掲載、2022.11.17 最終更新


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1. 複数のオーディオトラックを1つのトラックのトラックバージョンに移行

この作業を一括で行う機能は無いので、1トラックずつトラックバージョンにコピー&ペーストすることになります。

移行先のオーディオトラックを作り、移行元トラックを1つコピー&ペーストします。
コピーは「トラック上の全てのイベントを選択」したうえでコピーします。

コピー


ペーストは 「機能」<「元のポジションに貼り付け」で行うと貼りつけ位置がずれません。

元のポジションに貼り付け


2つ目のトラック以降はトラックバージョンを追加しながら前述のコピー&ペーストを繰り返します。

トラックバージョンを追加


2. トラックバージョンをレーンに変換

Cubaseはトラックバージョンをレーンに変換する機能を提供するのでこれを使います。

トラックバージョンをレーンに変換


3. コンピング

変換したレーンからのベストテイクの選定からコンピングの作業については下記の記事を参照してください。

「3.ベスト・テイクの選定」
〔オーディオのサイクル録音とテイクの措置、コンピング〕


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