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オートメーションのトリムの使い方 - Cubase

Using Automation Trim.

この記事では、Cubaseのオートメーションに用意されているトリム (Trim)の使い方を紹介します。

トリムはボリュームのオートメーションに変更を加えるもので、その変化量をボリュームのオートメーションと同じように時系列に直線的な傾斜や曲線などで描き込むことができます。

1.トリムをオンにする
2.トリムを描き込みと編集
3.描き込んだトリムを初期化する
4.描き込んだトリムをボリュームオートメーションに反映する

〔2022.12.29 新規掲載、2022.12.29 最終更新

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1.トリムをオンにする

トリムを設定するボリュームのオートメーショントラックを選択し【@】、[F6]キーもしくは「プロジェクト」メニューからオートメーションパネルを開きます【A】。
[W]ボタンと[Trim]をオンにすると【B】、オートメーショントラックの中央に白いラインが現れます。これがトリムです。
曲の頭にトリムの初期値が表示されます【C】。マウスポインタを近づけないと表示されない場合やクリックが必要な場合もあります。

トリムをオンにする


2.トリムを描き込みと編集

トリムは他のオートメーションと同じように編集できます【@】。
【A】が元々のボリュームカーブで、トリムを反映したボリュームの状態が【B】です。

トリムを描き込みと編集


3.描き込んだトリムを初期化する

念のためオートメーションパネルの[Trim]がオンであることを確認しておきます【@】。
オートメーショントラックで右クリックして【A】、「トラック上のすべてのイベントを選択」を選びます【B】。オートメーションパネルの[Trim]がオンのとき、トリムのみが選択の対象になります。
[Delete]キーでトリムを削除すると【C】、トリムが一本の水平線に戻ります。このとき、曲の先頭にイベントが残る場合とそうでない場合があります。残っていない場合はクリックして初期値を書き込みます【D】。

トリムを初期化する


4.描き込んだトリムをボリュームオートメーションに反映する

トリムの内容をボリュームオートメーションに反映するには「選択したトラックのトリムオートメーションをフリーズ」を選びます【@、A】。

トリムをボリュームオートメーションに反映する


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