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ノートエクスプレッションを使う - Cubase

Note Expression and VST Note Expression

〔初回掲載: 2023.11.26、最終更新: 2023.11.26

Cubaseの"ノートエクスプレッション"では音量、パンポット、ピッチベンドなどの音色制御情報をキーエディターのコントローラーレーンではなく、ノートイベントと一体で書き込むことができます。
また、音色制御情報の一つである"VST ノートエクスプレッション"を使うと同時に鳴っている複数の音色のうち、特定のノートだけに効果を掛けることもできます(音源がVST ノートエクスプレッションに対応していることが必要)。

1. ノートエクスプレッションの書き込み
2. 特定のノートだけに効果を掛けるには
3. ノートエクスプレッションの編集
4. 入力デバイスの設定

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1. ノートエクスプレッションの書き込み

キーエディターを開き、ツールバーで「ダブルクリック時にノートエクスプレッションエディターを開く (Double-Click opens Note Expression Editor On/Off) 」をオンにします。ツールバーにアイコンがない場合は設定パネルでチェックを入れます。
ノートをダブルクリックするとノートエクスプレッションエディターが開きます。

ノートエクスプレッションエディター


インスペクターで書き込む項目を選び、ペンツールなどで制御情報を書き込みます。

ペンツールなどで制御情報を書き込む


2. 特定のノートだけに効果を掛けるには

インスペクターに表示されているイベントのうち、特定のノートだけに効果を掛けられるのはVST ノートエクスプレッションです。
コントロールチェンジ(CC)やピッチベンドはCCなどと同様に鳴っているすべてのノートに作用します。
使用できるVST ノートエクスプレッションのイベントの種類は音源やプリセットによっても違います。

VST ノートエクスプレッション


3. ノートエクスプレッションの編集

ノートを削除すればノートエクスプレッション・イベントも一緒に削除されます。
ノートエクスプレッションだけを削除するには選択ツールで矩形選択する等して[Delete]します。

ノートエクスプレッションの編集


4. 入力デバイスの設定

キーエディターでマウスなどでノートエクスプレッションを書き込む場合はこの入力デバイスの設定は不要です。
入力デバイスで音源をコントロールしたい場合は「スタジオ設定 (Studio Setup)」ダイアログ内の専用のページで必要な設定を行います。
(この記事では入力デバイスに関する内容はここまでにとどめておきます)

入力デバイスの設定